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車体構造
タンク式(タンク機関車)

石炭及び水を機関車本体に搭載する方式、主に小型機が多いが、4100形、4110形、E10形など急勾配線専用の大型機にも採用例がある。
小回りが利くなど長所があるが、長距離運転ができないなどの短所がある。


テンダー式(テンダー機関車)

石炭や水をテンダー(炭水車)に積載し、機関車本体に牽引させる方式。
通常、機関車本体と炭水車を分離して運用することはないが、検査時は切り離しが可能である。
長距離運転ができるなど、長所があるが、一部の種類を除いてバック運転や、小回りが利かないなどの短所がある。


キャブ・フォワード型

プロイセン州立鉄道S5形テンダー式機関車のうち、機関車本体の前後を逆にしたもの。
キャブ(運転室)を最前部に設けることにより機関士は煙害から免れることが出来、また良好な前方視界を得た。
ドイツや、アメリカのカリフォルニア州の山岳地帯のトンネルが多い線区で使用された。


キャメルバック型(キャブ・ミドルワード型)

テンダー式機関車のうち、機関車の中央に運転台が位置しているもの。